闇黒竜 ~1000年の時を越えて~
「…俺、学校を卒業したら王宮の騎士団に入る」
「え?」
「弓を持たせれば俺は誰にも負けない自身があるのは、アイリーンも知ってるよな?」
真剣な顔をしたダイの手がそっと、私の肩に触れた。
目の前にいるダイが何だかやけに、いつもよりも顔つきが大人びて見えるのは気のせいなのだろうか?
「もしそうなったらまた、アイリーンと一緒にいられるな」
そう言ったダイの顔が破顔した。
ダイ?
いつもと違うダイに胸がドキンと鳴る。