ショタ化彼氏


「………」

「――――――って事があったの!」


すごい、黒いオーラを出している真野君。

「?ま、マキくん?」


律子も、さすがに気がついたらしい。



「……あーあ。バレちゃったじゃん…」


「ま、マキくん?」

「なっ!ちょっと、真野君!!!」


………あっ、言っちゃった。


「…律子。この、真野として会話すんのは久しぶりだよね。」


睨み付けるような、鋭い視線を律子に送った。



カッコイイ!とか、胸がドキドキしているのは、秘密。



「…真野。風邪なんじゃ?」

「うー?違うよ?この、小さいマキで行くわけにいかねぇーし。」


はぁ…と、ため息をついた真野君。



< 59 / 108 >

この作品をシェア

pagetop