生意気毒舌年下男子
「父親の愛人、だと……?」
「はい。
でも父は妾だと言っていました」
「妾……。
今の時代、妾なんているのか…」
いないのか?
俺は普通に思っていたから、警察の言葉が信じられなかった。
「お願いがあります。
鏡花さんのこと、逮捕しないでください」
「何故だ!?」
「俺から鏡花さんを納得させますから。
お願いします…言わないでください」
俺は頭を下げた。
警察は殺人未遂で逮捕する気満々だったけど。
折れてくれた。
「何かあったら、言うんだぞ」
「はい…ありがとうございました」
俺は数日後、退院した。
しかし。
時々腹痛は起こるし、吐き気も止まらない。
医者は何ともないと言っていたのに。
…どうしよう。