強引社長の甘い罠
そんな私を見かねて、彼は私に自分の秘書として働くことを提案してくれた。祥吾はそれまで専属の秘書をつけていなかったけれど、私に秘書の経験はない。果たして役に立てるのだろうかという不安もあって私は迷った。だけど結局は彼の提案を受けることにした。
今では受けて良かったと思っている。私の英語は格段に上達し、ビジネス会話も日常会話も、もうほとんど困ることはない。それに……昼間も堂々と祥吾の傍にいられるから。公私混同しないように気をつけてはいるけれど、白状してしまうとそれはとても難しい……。
「七海さん、社長! おめでとうございま~す!」
少し舌足らずで可愛らしい、懐かしい声が背後から聞こえた。私はくるりと振り返ると笑顔を見せた。
「みんな、こんなに遠いところまで来てくれてありがとう!」
目の前に並ぶのは一年ぶりに会う仲間。皆川さんと及川さん、そして聡だ。
「おめでとう。久しぶりね、七海さん。そして社長も。お元気そうで何よりです。二人とも本当に幸せそう」
及川さんの言葉に私はらしくもなくはにかむ。祥吾が私の肩を抱き寄せた。
「ありがとう。来てくれて嬉しいよ。唯が君たちにすごく会いたがってたんだ」
今では受けて良かったと思っている。私の英語は格段に上達し、ビジネス会話も日常会話も、もうほとんど困ることはない。それに……昼間も堂々と祥吾の傍にいられるから。公私混同しないように気をつけてはいるけれど、白状してしまうとそれはとても難しい……。
「七海さん、社長! おめでとうございま~す!」
少し舌足らずで可愛らしい、懐かしい声が背後から聞こえた。私はくるりと振り返ると笑顔を見せた。
「みんな、こんなに遠いところまで来てくれてありがとう!」
目の前に並ぶのは一年ぶりに会う仲間。皆川さんと及川さん、そして聡だ。
「おめでとう。久しぶりね、七海さん。そして社長も。お元気そうで何よりです。二人とも本当に幸せそう」
及川さんの言葉に私はらしくもなくはにかむ。祥吾が私の肩を抱き寄せた。
「ありがとう。来てくれて嬉しいよ。唯が君たちにすごく会いたがってたんだ」