オオカミくんと秘密のキス
のろけてたつもりはないんだけど、ついね…
本当のことを言っても、みんなからすればただの惚気話しか聞こえないのか…
「あとは?尾神くんてどんな人なの?何かハマってるものとかないの?趣味は?」
「うーん…そうだなぁ…趣味はわかんない」
凌哉くんの趣味を知らないなんて、これって彼女って言えるのかな(笑)今度教えてもらおう…
まだまだわからないことだらけだよ。
「あ。趣味とは違うけど…自分のこと潔癖症だって言ってた」
「潔癖症?」
「そうなんだ」
こんな情報なんか役に立つのかな?
どんな人って聞かれてると今のところそれくらいしか思いつかない…凌哉くんは恋愛に対してと、生活していく上で色々潔癖だって言ってたもんね。
「それ!それだよっ」
春子が大声を出して言うと、私達3人は同時に体がびくっとなる。
「潔癖症なんだったらそれ関連のプレゼントがいいいって♪」
「それ関連て…どんなの?」
潔癖症で思いつくのって…
「除菌スプレーとか?」
「バカ。誕生日にスプレープレゼントしてどーすんのよ…」
「…だよね」
私からすれば潔癖症=菌が嫌いなのかと思って…
前にテレビで潔癖症のタレントが出て、家に帰ってきたらまず部屋を除菌スプレーしないとダメみたいたこと言ってたから。
だけど凌哉くんはそこまで潔癖症なのかな…?
何度か家に遊びに行ったことあるけど、そういう光景はまだ見たことないなぁ…
そういえば、凌哉くんの部屋にもまだ入ったことないかも…わかんないけどきっとすっごく綺麗にしてるんだろうな…
「潔癖っていったら掃除でしょ掃・除!!」
「ああ!」
そっちか!
私と多美子ちゃんと寧々ちゃんは、3人共同じ顔をして頷く。
なるほど、掃除ね!
それならプレゼントできそうなものが…………あるか?(笑)
「…でも掃除系でイメージってなにプレゼントすんの?私が今頭に浮かんだのってゴム手袋なんだけど」
「私はハタキです」
多美子ちゃんと寧々ちゃんは顔を見合わせて言った。
「ちちちっ…私にいい考えがあるの♪」
「考え…?」
春子はスっと立ち上がると、自分のカバンを持ってスマホをポケットに入れた。
「とにかく出かけるわよ!みんな支度して!!」
春子がどこに行こうとしているのか分からなかったが、私達はとりあえず支度をして4人で外に出た。
そして春子が私達を連れてきた場所は、近所にある家電製品が揃っている電気屋さんだった。
「これこれ!これなんかよくなーい?♪」
店内で春子が見つけたのはハンディクリーナー。
「そうか!掃除機か!」
春子が凌哉くんの誕生日プレゼントに提案したのは、小型の掃除機だった。
そのハンディクリーナーは見た目もかわいくて、色もシックでおしゃれだった。
「いいじゃん!」
「そうきましたか!」
多美子ちゃんと寧々ちゃんも、その掃除機を見て納得している様子。
「でしょ!?プレゼントは実用的なのが一番よ♪これなら部屋とか手軽に掃除出来るしいいよね?下手に財布とか服とかあげるよりも、こっちの方が絶対に使ってくれると思うよ!それにそんなに高くないしさ」
「うんうん、そーだよね!ありがとう春子!私これにするっ」
私は迷うことなく、即決でそのハンディクリーナーを買った。
これをプレゼントした時の凌哉くんはどんなリアクションなんだろうと考えただけで、すごくドキドキした…
「みんな付き合ってくれてありがとう!本当に助かったよ!」
ハンディクリーナーを買い電気屋を出てすぐ、私はみんなにお礼を言った。
「なーに言ってんの!」
「当たり前でしょ!」
「これくらいなんてことないですよ!」
本当のことを言っても、みんなからすればただの惚気話しか聞こえないのか…
「あとは?尾神くんてどんな人なの?何かハマってるものとかないの?趣味は?」
「うーん…そうだなぁ…趣味はわかんない」
凌哉くんの趣味を知らないなんて、これって彼女って言えるのかな(笑)今度教えてもらおう…
まだまだわからないことだらけだよ。
「あ。趣味とは違うけど…自分のこと潔癖症だって言ってた」
「潔癖症?」
「そうなんだ」
こんな情報なんか役に立つのかな?
どんな人って聞かれてると今のところそれくらいしか思いつかない…凌哉くんは恋愛に対してと、生活していく上で色々潔癖だって言ってたもんね。
「それ!それだよっ」
春子が大声を出して言うと、私達3人は同時に体がびくっとなる。
「潔癖症なんだったらそれ関連のプレゼントがいいいって♪」
「それ関連て…どんなの?」
潔癖症で思いつくのって…
「除菌スプレーとか?」
「バカ。誕生日にスプレープレゼントしてどーすんのよ…」
「…だよね」
私からすれば潔癖症=菌が嫌いなのかと思って…
前にテレビで潔癖症のタレントが出て、家に帰ってきたらまず部屋を除菌スプレーしないとダメみたいたこと言ってたから。
だけど凌哉くんはそこまで潔癖症なのかな…?
何度か家に遊びに行ったことあるけど、そういう光景はまだ見たことないなぁ…
そういえば、凌哉くんの部屋にもまだ入ったことないかも…わかんないけどきっとすっごく綺麗にしてるんだろうな…
「潔癖っていったら掃除でしょ掃・除!!」
「ああ!」
そっちか!
私と多美子ちゃんと寧々ちゃんは、3人共同じ顔をして頷く。
なるほど、掃除ね!
それならプレゼントできそうなものが…………あるか?(笑)
「…でも掃除系でイメージってなにプレゼントすんの?私が今頭に浮かんだのってゴム手袋なんだけど」
「私はハタキです」
多美子ちゃんと寧々ちゃんは顔を見合わせて言った。
「ちちちっ…私にいい考えがあるの♪」
「考え…?」
春子はスっと立ち上がると、自分のカバンを持ってスマホをポケットに入れた。
「とにかく出かけるわよ!みんな支度して!!」
春子がどこに行こうとしているのか分からなかったが、私達はとりあえず支度をして4人で外に出た。
そして春子が私達を連れてきた場所は、近所にある家電製品が揃っている電気屋さんだった。
「これこれ!これなんかよくなーい?♪」
店内で春子が見つけたのはハンディクリーナー。
「そうか!掃除機か!」
春子が凌哉くんの誕生日プレゼントに提案したのは、小型の掃除機だった。
そのハンディクリーナーは見た目もかわいくて、色もシックでおしゃれだった。
「いいじゃん!」
「そうきましたか!」
多美子ちゃんと寧々ちゃんも、その掃除機を見て納得している様子。
「でしょ!?プレゼントは実用的なのが一番よ♪これなら部屋とか手軽に掃除出来るしいいよね?下手に財布とか服とかあげるよりも、こっちの方が絶対に使ってくれると思うよ!それにそんなに高くないしさ」
「うんうん、そーだよね!ありがとう春子!私これにするっ」
私は迷うことなく、即決でそのハンディクリーナーを買った。
これをプレゼントした時の凌哉くんはどんなリアクションなんだろうと考えただけで、すごくドキドキした…
「みんな付き合ってくれてありがとう!本当に助かったよ!」
ハンディクリーナーを買い電気屋を出てすぐ、私はみんなにお礼を言った。
「なーに言ってんの!」
「当たり前でしょ!」
「これくらいなんてことないですよ!」