<完>孤独な姫さんは世界一の総長 下
深いため息をすると、
カ「紀優、此処で何してるの?理事長さん達と話し終わったの?」
カナを横目で見た。
紀「まぁ・・うん」
陸「カナ~・・あれ、紀優ちゃん。話終わったの?」
紀「多分ね」
雁「紀優おせぇよ。陽介と涼介まじうるせぇんだけど」
紀「私は知らない」
雁「とにかく、アイツらんとこ行けよ。喜ぶぜ?」
紀「ハイハイ」
私はカナたちと屋上へ戻った。
あいつがもう近くにいるとも知らずに。