それはまるで魔法のようで




「た…泰千…?なんで?」



先に教室に行ったんじゃないの。



「あ?ああ、別に。
お前のちっせぇ歩幅じゃ朝のHRに間に合わないんじゃないかって思って、スリッパ借りに行ってやったんだろうが」



じゃあ、なんであんなところにいたのよ。



「…泰千…?私の靴は…?」



「は?んなの、どこにあるか知らねぇよ」



「え!?もう分かってるって言ってなかった?」



「は?あんなの嘘だよ。
ああ言っとけば少しは効くだろ」



「効くってなにが?」



「いいんだよなんでも。
それにしても、リンチにあうとか、お前もやるな」





< 13 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop