気まぐれ男子とその彼女。
「そそ。てか橋ちゃん自分があげたのにお返し忘れてたんだね」
「うん、何か作るのに精一杯で他のことはあんまり考えてなかったよぉ」
苦笑してそう菱くんに伝えると、ふふっと優しく笑ってみせ、私は思わず見とれてしまいました。
「バレンタインありがとう。美味しかったよ」
「っ!そっか…よかった!」
「うん、俺も橋ちゃんの笑顔みれてよかった」
「…ふ、不意打ち////」
補足、菱くんの不意打ちは破壊力抜群です…!