俺２２歳、アイツ３歳２ヶ月

そんな事を考えている間に


２歳の色男、優は彼女と楽しそうに何やら話ししてやがる。


なかなかコイツは隅におけない。


なんとなく俺もその楽しそうな雰囲気に混ぜて欲しくて思わず話に割り込んだ。



「百ちゃん今日はこれから予定とかあるの？・・・。

俺達、今日はどこかに遊びに行く予定なんだけど一緒にどう・・・

カナと思って・・・さぁ。なぁ～？？」

と俺は友達と女の子をナンパしてるみたいに


２歳の優に言葉をふった。


「なぁ～」


優は俺の口調を真似しながら体を横に曲げながら百ちゃんの顔を見た。



（んんん～ん。。。。コイツの仕草の可愛さには正直まけるよな。。。）



「今日は昼から習い事があるんです。」


そう俺に向かって言うと腰を下ろして優の顔を見つめながら


「ごめんね。」と彼女は申し訳なさそうに優に言った。



優は「ごめんね。」の言葉だけで

なんとなく意味がわかったようで

急に元気が無くなるとショボンとした顔をしながら彼女を上目使いで見つめ返した。