蒼色ルーム
湿っぽくなるのは……なんか、逆にこの家出たくなくなるじゃん。




「んじゃ、バイバイ葵」





バイバイって言うのは……“いってらっしゃい”じゃなくて、“またね”っていうイミだよね。





「うん。バイバイ……桃里さん……瑠威さん」






私はようやくカバンを持ち、学校へと向かう。
いつもより少し、ゆっくりと。












「おかえり、葵っっ」

「……ただいま…パパ、ママ。2人ともおかえり」

「ただいまぁーーーっ」
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