片道キップを二人分




斗真が、あたしと徹也さんを見て、嫉妬したのが分かった。
それを、嬉しいと思った自分の汚い心にも気づいた。





ちっとも普通になんてなってなかった。
あたしの心は、気持ちは、なんにも変わってなんかいなかった。




改めて全てに気づいた時、あたしの傍には、絶望だけが残った。



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