秘密がばれても困らない

「はぁい、もう一度撮るよぉー」
カシャッ
「moeちゃん、もう少しで合格なんだけどな」
「麻衣さん。少し休憩してもいいですか?moeの緊張とかしにいくんで」
「んー、いいわよー。行ってらっしゃい」
「ありがとうございます。moe、行くよ」
「あっ、うん」
テクテクテクテク
パタンッ
「moeまだ緊張する?」
「うん」
「じゃあ、おまじないしよっか」
「おまじない?」
「そう。けど、ここじゃできないから、Nスタジオに行こう。そこなら今は誰も使ってないから」
「わかった」
テクテクテクテク
テクテクテクテク
ガチャッ、パタンッ
「よし、着いたよ。今からやるから、両手だして」
「はい」
「この娘の緊張と言う名の砂の城よ、打ち放て」
ポワァー
「萌々?これでもう大丈夫だと思うよ」
「わぁー、美咲すごぉーい。身体が、軽くなったような気がする」
「よかった」
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