恋愛中の別れ
ありがとう。
いつもあなたの顔が
声が、手の感触が、
私の頭から離れなかった。


あなたは本当に優しい人だった。 優しすぎた。


あなたは私に最後の最後まで
嘘をつきつづけた。


『大丈夫、絶対治るから。
俺を信じろ、信じてくれ。』


私はあなたを信じるしかなかった。


だってあなたは慣れない
嘘を必死でついて
慣れない手つきで
『かわいいだろっ?』って
私にうさぎりんごを作って

だから私はあなたを
信じるしかなかった。


あなたを信じることで
わたしは恐怖感を覚えることはなかった。
あなたのおかげです。


こんな大変な時を
幸せに変えてくれる
相手がそばにいてくれた。


私はあなたが大好きだった。


あなたと出会い、
お互い愛し合えたことは







最高の幸せだった。



あなたより先にいってしまう
わたしを許してください。





私はあなたの
不器用なとこが好きでした。
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