ツンデレ専務と恋人協定
だけど、英語なんて全く話せないけど大丈夫かな?


夕方になり常務と一緒に会社を出て、投資家が泊まっているというホテルの鉄板料理のお店へときていた。

接待の相手がどんな人なのか知らずに接待するわけにはいかないと思い、木野さんに教えてもらいインターネットで調べてきたけど。

それにこの投資がうまく決まれば、専務がプロジェクトをしている新ブランドの設立もかなり近道になるらしい。

だから、何ができるかわからないけど、しっかり常務をサポートできるように頑張らなきゃ。


「さっきから何見てるの?」

「私全く英語話せなくて、必要そうな会話だけノートに纏めてみたんですけど、こんなんじゃ役に立たないですよね」


ちゃんと英語の勉強をしておけばよかったって、今日ほど後悔した日はない。


「大丈夫!あっちの秘書は日本人だし。それに、今から来る投資家のロバートも日本語堪能だから」

「そうなんですか?」

「そう。だから心配しないで。それに接待って言ったけどそんな堅苦しい席じゃないんだ。ロバートとは留学していたときに出会った友人だから、気軽に食事を楽しんでくれたらいいよ」


留学のときの友人?
常務の言葉に次から次へと力が抜けていく。

私は自分でも気づかないくらいかなり緊張していたらしい。


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