空になった君へ。


母がうなずき、「はよ車乗り」と私を促した。


車で博多に向かう途中、私は落ち着きなく辺りを見回していた。


念願の犬だ!しかも、シェルティ!!


「そのかわり、ちゃんと世話せなよ」


母が念を押すように言った。


「当たり前やん!」


私は笑顔で答えた。
< 12 / 66 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop