＊...＊Cafe Lotta＊...＊

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｢こ、ここが花影高校...｣


私の家から徒歩約10分でつく所にある花影高校

目の前には、普通の高校とは思えないくらいのでかい校舎がそびえ立っていた。



｢お金かけてるんだなぁ...｣

そんなしょうもない事を呟きながら校舎の中へ入っていく。



前々から準備していた上履きを出して、代わりにローファーを自分の靴箱に入れる。



｢まずは、職員室か。｣

ポッケにくしゃくしゃになって入っていた地図を取り出してしわを取る。


んーと、職員室は...


ここから、角を曲がって真っ直ぐ...


ドンッ

地図を見ながら行っていた私は当然目の前なんか見ていなくて...

角を曲がった所で誰かとぶつかってしまった


｢わっ｣

｢...っ｣



尻餅をついた私は急いで立ち上がる

｢だ、だだだ、大丈夫ですか！？｣

うわー、こんな時に噛むなんて！はずっ！




って、そんなこと思ってる場合じゃなーい！



一旦しゃがんで相手と目線を合わせる

ぶつかった相手は、男。

多分私と同じ学年だと思う。



黒いサラサラそうな髪で片耳にはピアス。
一見不良？って思う。