蒼月の光
蒼い月
静まり返る街並み。
何もかもが眠りに付き、私を包み込むのは静寂した空気とキラキラと輝く星だけだ。
「クァーッ!そろそろかえるかなぁー。」
よっこらしょと立ち上がりさっき買ったコンビニのおにぎりが入ったビニール袋を持ち上げる。
立ち上がるとよりいっそう見える山からの夜景は私を落ち着かせてくれる場所である。
多分、警察に見つかったら補導されるかな。
まだ高校生だしな。
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