指先に囚われて…


『綺麗…』


それをきっかけに、どんどん打ち上げられていく花火は本当に綺麗で、今まで見たものより、ずっと綺麗に感じた。


「美弦ちゃんの方が何倍も綺麗だけどね♪」


『また、そんなこと言ってっ///もぅ…///』


夕さんはそんな私をみて、クスクスと笑うばかりで、でもその顔がまた素敵だから…何も言えなくて…。




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