指先に囚われて…
『はっ?!す、すいませんっ!とても綺麗なお顔をされていたので、思わず見入ってしまいました///』
『(こんなこと、滅多にないのに…)』
「さて、美弦ちゃんとお話はまた後でにして、僕は柚子ちゃんと尚君のいる御座敷に行くよ。今山、ちょっと離れるよ。お酒も好きなもの頼んでいいから」
「えっ、芝田さん?;」
「お前も、俺に祝ってもらうより美弦ちゃんに祝ってもらったほうがうれしいだろ?」
そう言って、芝田さんは奥の席に向かった。
『あ、今山さんは…何をお飲みになられますか?』
さっきのことがあって、噛まないように注意して話しかける。