指先に囚われて…



そんなある日のお昼休み…。




「美弦っ、いい加減に話しなさいよねっ」


『新南…』


とうとう痺れを切らしたのか、怒ったような口調で問いただしてきた。


「何があったのか、美弦から話してくれるの待ってたんだよ?」


『うん…わかった。話すから、場所変えよ?』




そうして、私たちはお弁当を片手に屋上に行くことにした…。


屋上に着いてから、この間のことをぽつりぽつりと拙い言葉ではあるがうちあけていった。


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