殺し屋彼女×極道彼氏






5年前

あたしが殺し屋になった日







あたしは10歳の頃父に殺されかけた


神崎 恭一に。







「ゆう…一緒にお母さんの所にいこう?」




片手にナイフを持った父が近寄ってくる




後ろを見ると

小さな紙袋に


お母さんが入っている





五歳のときはなぜ
あんな小さな紙袋にお母さんが入るんだろう

と思っていた

でも今はわかる





お母さんは



お父さんに




バラバラにされたんだ







































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