クールを演じる私【前編】

ハガネを道ずれにするわけには、いかない。

真凛が死んで、桜庭財閥はもう北龍しか後継者がいないはず。

私には、レイやロイ。ルル、雷哉がいるから。

誰も犠牲にはしたくないから、自分で行く。

璃流蘭「私、1人で行く。ハガネにもルルにも誰にも知らせないでほしい。」

神楽「なんかあったときは、すぐに言えよ。」

璃流蘭「わかってる。」

神楽が理解のあるやつでよかった。

神楽「明日は、うまく理央にごまかしておくから。」

璃流蘭「ありがとう。」

明日の修行はルルにでも頼んでおくか。

でも、なぜ、神楽のパソコンにメールが届いた?

私の方のパソコンにはきてないはず。

衆哀会の事を探る必要がありそうだな。

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