red-line 第一章 〜RED LINE結成〜
第一章 〜RED LINE結成
red-line 第一章
〜RED LINE結成〜

俺らは…復讐者だ!!
人を何人も殺した事がある。
あの感覚が忘れられないぐらい快感なんだ。
普通に考えたらただのイカレ野郎だろ?(笑)
でも、こうやって人を殺してないと俺らが生きてるって気がしないんだ…。
別にやり方は残酷でも、みんなに痛い目で観られても構わない、これが俺らのやり方なんだ!!

そう、俺らは金で雇われたプロの殺し屋なんだ。
これが俺らの仕事なんだ!

俺の名前は長沼 裕人(ながぬま ひろと)
俺はごく普通の高校3年で、毎日を普通に過ごしていた。

ある事件がおきるまでは…

そして、ある事件をきっかけに弟と一緒に復讐者にならなくてはいけなくなってしまった…

俺らの親はシングルマザーなんだ。
俺らを産んですぐに親父に逃げられたと母が言っていた。
だから、親父の顔を俺らは知らない。
俺らは3人家族。
母の長沼 奈津子(ながぬま なつこ)と弟の長沼 勇人(ながぬま はやと)と俺の3人家族、そして、俺と弟は双子なんだ。

「ピピピッ」 「ピピピッ」いつものように目覚ましが鳴る

裕「あ〜うるせぇー」

「カチャ!」

目覚ましを止めた。

裕「やべッ、遅刻するー」

母「裕〜起きなさいょ〜遅刻するわょー」

いつものように母が俺に声を掛ける。

裕「わかってるょー」

「ダダダダダァ!」(走る音)

裕「じゃあ、行ってきまーす!」

母「あれ?朝ご飯は?」

裕「いらなーい!」

「バターン!!」(ドアを閉める音)

こうして、いつものように普通に朝が始まる。
でもこの時、同時に悲劇も始ろうとしていた。
まさかこれが母に会うのが最後の日になるなんて俺らは思ってもいなかった…。

「キーンコーンカーンコーン♪」(学校のチャイム)

「ガラガラガラ!!」(戸を開ける音)

裕「よっしゃ〜ギリギリセーフ」

先生「こら裕人! なにがセーフだ! 全然セーフじゃないぞ!!」

いつもどうりに先生に怒られる。
これが、いつもの日常。

竜也(たつや)「プッ(笑)、裕また怒られてんのかょ〜!」

彩奈(あやな)「あはは (笑)もう、裕キュン毎日ギリギリなんだからぁ〜」

裕「たく、うるせぇーょ」

こいつらは俺の一番の友達。
よく一緒に遊ぶ仲だ。

池田 竜也(いけだ たつや) す 竜(りゅう)
俺の昔からの親友!

水原 彩奈(みずはら あやな) 通称 彩(あや)
俺の彼女!

まぁ、こんな感じで学校でもごく普通に過ごしている。

「キーンコーンカーンコーン♪」(学校のチャイム)

裕「よっしゃー、今日も終わり〜↑」

竜「裕、彩、帰ろうぜ〜↑」

裕「おう! 帰るかぁ」

彩「裕キューン♡帰ろ〜↑↑ あ!!なんだぁー 竜もいるんだァー↓↓(笑)」

竜「おい!! なんだよそれ〜 いつも3人で帰ってるじゃんかょー(涙)」

裕「フッ(笑)」

竜「おい、裕までなんだょ〜(涙)」

裕「悪い悪い(笑) よし、帰ろーぜ!」

竜・彩「おう! うん!」

彩・竜・裕「フハハハハ(笑)」

「タッタッタッタッ」(歩く音)

竜「なぁ、今日もいつもの場所で話してこうぜー!?」

裕「おう! いいぜ!」

彩「うん! いいょ!」

いつもの場所というのは彩の家の近くにある空き地、俺らはいつも学校が終わるとここで夜まで話している事が多い。

竜「もう、こんな時間かぁー!」

裕「本当だな、じゃあ帰るかぁ!」

彩「うん! じゃあまた明日ねー!」

竜「おう! じゃあなー!」

裕「おう!」

今は21時、いつもこのぐらいの時間に帰っている。
別に母に怒られることもないから全然いつもと変わらず普通だ。
ただ、この日の帰りだけは想像もしていない事になるとはまだ、知らなかった…。

裕「ただいまー」

電気が消えていて真っ暗でなにも見えない。

裕「…あれ? おーい! 誰もいないのかぁ?」

返事がない。

「ガシャーン!!」(なにかが割れる音)

ものすごい物音がした、まるで窓ガラスが割れたような音。

裕「ん!?」

「ダッダッダッダッ!」(走る音)

勇人「裕にぃ〜!!」

弟の勇人は俺にしがみついて震えていた。

裕「おい! 勇人どうした?(焦り)」

俺はこの時、かなり悪い予感がした。

勇「裕にぃ、行っちゃ駄目だ!!(叫び)」

勇人は俺にしがみつきながらリビングを指さす。
この時、俺は勇人が俺に行くなといいながら、本当は俺にリビングに行けと言ってるようにもきこえた。

裕「どうした!? なにがあったんだ勇人!!(焦り)」

勇「…」

俺は震えてる勇人をどかして、リビングに駆け寄った。

「パリ!」(なにかを踏んだ音)

裕「痛て!!」

なにかを踏んだ、足に激痛がはしる。
俺は、痛みをこらえて部屋の電気をつけた。

「ヒュー」(風の音)

電気をつけて俺は、呆然とした。

裕「え…!!」

俺は、窓ガラスの破片を踏んでいた。
激痛の原因はこれだったのか。
でも、一瞬で痛みなど吹き飛んだ。

そこにあったのは、割れた窓ガラスと母の死体だった。
母は残酷に殺されていた。
顔もぐちゃぐちゃにされていて母の顔を認識することはできなかった。
でも、確実に俺らの母だとわかった。

俺はすぐに勇人を呼んだ。

裕「勇人、一体何があったんだ!?」

勇人は泣きながら答えた。

勇「僕もよくわからないんだけど知らない男の人が1人、窓ガラスを割って入ってきて、多分窓から逃げてったと思う… 僕が駆けつけたらもう母さんは…」

裕「犯人は!? その男の顔は見たのか!?」

俺はこの時、かなり焦っていた。
パニックになっていた。

勇「それが…見てないんだ」

裕「そっかぁ…」

俺は一旦冷静になり、とりあえず警察を呼んだ。
警察が来て、母は回収された。
そして、俺らも警察と話をした。
話が終わり警察は帰る前にドラマのようなクサイセリフを吐いて帰っていった。

警察「これは、ひどいなぁ! おじさん達が必ず犯人見つけて捕まえてあげるからね!?」

俺はこんな軽い気持ちで終わらせる警察が大嫌いだ。
正直、俺は警察なんて信じていない!
お前らに任せたところで犯人なんて捕まえられないと思ってしまった。

そして、必ず俺の手で復讐してやると思っていた。

その後、彩から連絡がきていたが俺はそれどころではなくシカトしてしまった。

次の日。
俺は当然に学校を休んだ。
弟と一緒に母の葬式に行った。

「キーンコーンカーンコーン」(学校のチャイム)

竜「あれ?彩、裕は?」

彩は哀しい顔をして言った。

彩「それが、わからないんだよねぇ〜。 昨日から裕キュン♡と連絡がとれなくてさぁー。 私嫌われちゃったのかなぁ〜(涙)」

竜「へぇ〜珍しいなぁ〜。 彩が連絡とれないなんて。まぁ、裕のことだからいつもの遅刻だろうょ!」

彩「だと、いんだけどね!」

先生が暗い感じで教室に入ってくる。

「ガラガラガラ!」(戸を開ける音)

先「みんな静かにー!!」

先生の雰囲気がいつもと違った。
彩はすぐに先生のテンションが低いことがわかった。
そして、竜が軽い感じで先生に言った。

竜「先生、裕は? また、遅刻ですか?」

すると先生がちょっと睨んだ。

先「…」

教室内が一気に静まり返る。
竜は、あ然とする。
みんなの空気も一気に重くなる。
そんな中、先生がやっと口を開いた。

先「実は昨日、裕人の母親が亡くなりました。」(泣き)

先生は泣きながら話した。
彩と竜はなにも聞けずその日は終った。

そして、その日からすぐに俺と弟は学校を辞めた。
あいつらには悪いけど携帯も捨てた。
全ては復讐の為に…。
俺と勇人はどうやって復讐するかを考え始めた。

一週間後、勇人が面白い話を持ってきた。

勇「裕にぃ〜、ちょっと聞いてよ」

嬉しそうに勇人が話し掛けてきた。

裕「どうしたんだょ? なんか、嬉しそうだな?」

勇人はうなずいた。

勇「うん! 僕ねいい仕事見つけて来たんだょ!? ねぇ、裕にぃも、やるでしょ? この仕事!?」

どうやら勇人は仕事を見つけて来たらしい。

裕「どんな、仕事だょ? 俺はそれよりもどうやって犯人を見つけて復讐するかを考えてんだけど!?」

勇「それがさぁー、殺し屋の仕事なんだょ!!」

俺はすぐにピンときた。

裕「まぢか!! やるよそれ、やろうぜ!!」

俺の母さんを殺した奴は殺し屋で雇われた奴だと、前に警察が言っていたのを思い出した。
もし、俺達が殺し屋になれば犯人を見つける事ができるかもしれないと、俺らは思った。
人なんて殺したことのない俺らにこんな仕事ができるのかなんてもう、どうでもよかった。
ただ、復讐さえできればそれでよかったんだ。
俺らは、母が死んでから脳まで麻痺していたんだろう。

勇「よし! じゃあ、決まりね!!」

裕「おう!!」

勇人は、紙にサインをした。
俺も、サインをした。

勇「う〜ん チーム名か〜?」

この、仕事と契約をするには俺らのチーム名を決めなければいけないみたいだ、勇人は悩んでいた。
俺は、即座に決めた。

裕「red-line(レッドライン)って言うのはどうだ?」

勇「red-line!? 赤い線? 」

勇人は、red-line(赤い線)はあまり気に入らなかったようだ。

裕「じゃあ、赤じゃなくて血は? red=(血)-line=(線) 血の線でred-line!!」

勇人は、感動した目でうなずいた。

勇「それだ! それならいいょ! なんかすげーかっけぇーじゃん!!」

裕「よし! じゃあ、決まりな!!」

こうして、俺らは血の線で結ばれている最強の殺し屋チームred-lineとなった。

俺らはこれからなにが起こるかは全然わからない。
でも、例えなにが起きようとも必ず復讐してやるんだ!!

red-line 第二章へ続く!!
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