カッコイイ年下君との恋愛事情
俺が、彼女を好きになったのはこーいう素直な姿勢に惹かれたからかもしれない
「あ、聖くん!」
「おー!恵ちゃん!秋翔!!遅れた、わりぃっ」
嘘とか苦手で
思ったことを素直に人に伝えられる
「全然大丈夫だよ!なにして遊ぶ?」
「そーいや、ノープランだったなー。あ、ボーリングでも行くか?!」
「わ!良いね〜!前回の時から私かなり練習したのっ!!」
メグミ先輩は周りからチヤホヤされるような誰もが憧れるなんて存在じゃないけど
「ふぅ〜ん。てことは、打倒?!」
「秋翔くん!」
「秋翔」
それは・・・
「・・・秋翔くん?」
「・・・あ、ごめん。考え事してた。
ボーリングだっけ?行くか!」
「うんっ!」
俺だけが見つけられた花だと。
聖と楽しそうに話しながら歩くのメグミ先輩の横顔を見て、改めて思った
今は友達だと思われててもいい。
けどいつか
その向こう側に行けたら良いな