カッコイイ年下君との恋愛事情








バッと立ち上がって制服を見せびらかすものの・・・









「あーはいはい、そうですね」




と、興味なさげ







うわぁー・・・どうでも良さそうだな、おい










でも・・・




この部屋に入ってきたばっかりの時に比べると秋くんの口数が少し増えてくれたように感じて思わず笑みが零れる







「秋くんっ♪」






「なに?」






思わず弾む言葉にもいつも通りの淡々としたトーンで返事きて





それでもまた心が踊る






「私、家庭教師頑張るねっ♪」






「まぁー頼みますよ、センセ」






そう答えながら軽く不敵な笑みを零す秋くん









無口な時の秋くんでも、可愛らしい笑顔の秋くんでもない





新しい秋くんにまた私の心がドキッと脈を打った



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