カッコイイ年下君との恋愛事情
▽信じて欲しい。
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「ごめんね、帰ってきてなくて」
あれから私は暫く日向家で秋くんの帰りを待っていた
けど、待てど待てど玄関が開くことはなくて・・・
ケーキを作らなきゃいけなかったので私はその場を後にした
翌朝、日向家に顔を出してみたものの秋くんは未だに帰ってきていないみたい・・・
「秋翔には電話してんだけど、出なくてさ。どーしたもんかなー。」
「そうですか・・・」
流石に一晩明かしたんだし帰ってきているだろうと思ったのが甘かったのかな・・・
「ねえ双葉・・・本当に行くの?」
「・・・はいっ」
私の手には昨日の徹夜して作ったケーキ
鞄の中には、遊園地のチケットが2枚
「迷惑かけてすみません。・・・行ってきます」
沙織先輩に謝って、私は1人で遊園地へ向かう