もう一つのダイヤモンド
隼人さんが手をつないできて、その手を隼人さんのコートのポケットの中に入れてくれた。
ただ手をつなぐよりも密着する。
ドキドキしているのに、隼人さんは普通に話し出す。
「物件、先に見た方でもいい?」
「はい、理由効いてもいいですか?」
そして、隼人さんが説明してくれた理由は、自分では気づかなかった部分だった。夜、明るいとか、管理会社が大手でしっかりしていそうとか、小学校が近いから治安が良さそうとか、ネット環境が良さそうとか…反論する理由もなく、それに決めることにする。
今日もらっていた契約申込書に記入して、明日朝一番でFAXをして電話をすれば、たぶん押さえられそうだ。
「…ごめんなさい。」
色々な意味で…うまく言えないけれど。
「うーん、謝ることじゃないよ。」
「香江はさ、急いで引っ越さなくてもいいんだろう。でもさ、俺のことを考えて、3月中に入居できる物件探してさ、駐車場も考えてくれてるだろ。」
確かに、前の人の引っ越しが決まっているけれど、入居できるのは4月という物件や駐車場がないものは避けていた。理由は説明しなかったし、たくさんの資料の中だったから気づいてないと思っていたけれど、気づいてくれていたことはうれしい。
「まぁ、俺もオートロックにとらわれすぎたしな。ごめんな。」
ただ手をつなぐよりも密着する。
ドキドキしているのに、隼人さんは普通に話し出す。
「物件、先に見た方でもいい?」
「はい、理由効いてもいいですか?」
そして、隼人さんが説明してくれた理由は、自分では気づかなかった部分だった。夜、明るいとか、管理会社が大手でしっかりしていそうとか、小学校が近いから治安が良さそうとか、ネット環境が良さそうとか…反論する理由もなく、それに決めることにする。
今日もらっていた契約申込書に記入して、明日朝一番でFAXをして電話をすれば、たぶん押さえられそうだ。
「…ごめんなさい。」
色々な意味で…うまく言えないけれど。
「うーん、謝ることじゃないよ。」
「香江はさ、急いで引っ越さなくてもいいんだろう。でもさ、俺のことを考えて、3月中に入居できる物件探してさ、駐車場も考えてくれてるだろ。」
確かに、前の人の引っ越しが決まっているけれど、入居できるのは4月という物件や駐車場がないものは避けていた。理由は説明しなかったし、たくさんの資料の中だったから気づいてないと思っていたけれど、気づいてくれていたことはうれしい。
「まぁ、俺もオートロックにとらわれすぎたしな。ごめんな。」