私は大好き
菜奈の大切さ

侑李side

「ウソだろ……?菜奈…」

「う……ぁぁぁぁぁぁ」

母さんは泣き崩れた。

「侑李っ……てめぇ!」

バシッ

「バカっ…な、んで……お前が……
うわっ……きなんか…しなかったら…
菜奈は……っ」

俺は兄貴にただ殴られ続けた。
このまま殴られ続ければ
この悪夢から覚めると思ったから____
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