冷たい彼-初恋が終わるとき-



とくんとくんとゆるやかに鳴り響く心臓。


ばくばくと大袈裟になることはなく、ただ穏やかに。


恋はもっと激しくて衝動的なものだと思っていた。


こんなに、心地良いものだとは思わなかった。

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