白衣の天使?!



ドアを開くと

いくつも並んだよくあるロッカー、

一番奥に自分の名前を見つけた。

白衣に腕を通し、ボタンを止める。

気が引き締まるこの瞬間が好きだ。



ロッカーの

小さなミラーに映る自分の顔は、

緊張と不安の入り交じった表情だった。
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