愛して?ママ。
「ママ?」
「はぁー、なに?」
ママがため息をつきながらめんどくさそうに僕を見る。
「ねぇ、お腹空いた。」
「…そこら辺の食べときなさい。」
「うん。」
僕はママが刺された方に行って食べれるものを探す。
でも、毎日毎日こんな生活してきてるから食べ物ももう無くなってきた。
「ねぇ、ママ。」
「もぉ、なによ!!
うるさいわね!!」
「う…
ごめんなさい。
僕、何か買ってこようか?」
「あんたが出歩いたら、あたしが虐待してるってバレるでしょ?
それとも助け求めてんの?」
「そんなんじゃないよ!
ただ…食べるもの…もうないよ?」
「あんた金も持ってないでしょ?」
「…うん。」
「それ買うのもどうせあたしの金でしょ?
なら偉そうに言わないで!!」
「ご…ごめんなさい…うぅ…うわぁぁーん。」