俺のカノジョ
第2美術室にて

俺を見つめた村井さんは、小さく手を振った。


「廊下はやっぱり人多いけど、俺が隣にいるから。…なんかあったら言って?」

「ありがと…。」


村井さんの言う"ありがとう"は

誰が言うその言葉よりも嬉しい。


俺はいつの間にか

"一目惚れ"ではなく

村井さんの中身に惹かれていた。
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