Sweet†honey

だってさ?
金は振り込まれてないわ
店長に電話したのにおっさんが出るわ
あげくのはてに?三万もしたブーツのヒールが取れる?




不幸すぎて笑えるよね。






なんだかおかしくなってきて、見ず知らずの電話の相手の笑い声につられて笑ってしまう。


そんな私の視界に
停留所の標識に貼り付けられてる、プラスチック板の時刻表が、ピカーッと何か光に反射したのが見えた。


それは強い光で、思わず目に力を入れて細めてると、車道から白い物体が横に現れて停まったの。



え?
なに?




何となく目をやると、フルスモークのばかでかい白のベンツが、私の真横に滑り込むように停車したの。
< 15 / 15 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop