やっと捕まえた。

ほんとうの気持ち

直人に、抱き上げられたまま、
専務室の中へ。

高井さんが、デスクから、声をかけた。

「専務、次の案件に‥。」

「高井、2時間ほど、この部屋に誰も
近づかないように‥。少し休む。」

「はい、かしこまりました。ゆっくり
休んでください。」
「私も、失礼します。」

高井さんが部屋を出た。

直人は、一つ奥のドアを開けて、
中からカギをかけた。

この部屋は、仕事が忙しくなると、
ここで寝泊まりする。
一人暮らしのお部屋の様。


私を、ふかふかのベットに寝かせた。
隣りに座る直人。

乱れた髪をそっと撫で、
柔らかな唇が触れた。

「葵?怖かったなぁ。俺が側に居る」
「ありがとう‥。守ってくれて‥。」
上着を脱いで、隣りに添い寝した、
思わず、直人の胸に抱きついた。
安心する香り。
「葵?そんな顔して、襲ってしまうよ‥。」「直人…。直人なら、何されても
いいよ。」
真っ赤な顔。
スルッと、
直人が私の上に覆いかぶさる。
甘い唇、口内に入り絡み合う舌先。
息が苦しくなる。
「はぁ〜ん」
ブラウスをスカートから引き抜き
ボタンを外す、下着が露わに、
ブラジャーのフロントをプチっと外し
膨らみを舐める。
私の身体と心が一緒になって
直人を求めてる‥。

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