やっと捕まえた。

ただいま

「あ〜。着いた〜‼︎ うーん」
「久しぶりの日本、やっぱりいいな」

迎えの車から、高井さんが。

「おかえりなさいませ。副社長。」
「えっ⁇ふく、しゃちょ、う‥。」
「あはは!お前、話してなかったのか?
全く、大切なことだろ‼︎」

「落ち着いてからと思ってたんだ。」

車に乗ってからも、
いろんな事聞いた。でも、はぐらかされて。

直人のマンションにつき、
荷物を片付けて、
久しぶりだし、日本茶がいいかなぁ?

「どうぞ。日本茶にしてみました。」
一口飲んで、
「はぁ〜‼︎ うまい。」
ぷっ。オヤジくさい!
「笑ったな‼︎ 葵‼︎」
「キャッ!」くすぐってきた。
ドン、後ろに倒れた。
「直人?‥。」
「葵‥。ちゅ、ちゅ」
「いや〜ん。なに〜。」
「風呂入ろう?」
「一緒に⁇え〜‼︎ 無理!ダメ〜‼︎」
抱きかかえられた。
「暴れると落とすぞ!」「ふぇ‥。」

スルスルと服を脱ぎ、
私まで、裸にされ‥。

シャワーの熱さと絡み合う二人の熱。
お風呂にゆっくり浸かって、直人をみた
「おいで…。直人の脚に股がった。
膨らみに掌をあて蕾と一緒に刺激する。
身体の力が‥。
内腿の間に滑り込む指が真ん中を
掻き乱す。
「はぁ〜ん。あっあぁ〜ぁ」
ピクンと、跳ねた。

「葵、どうしたい?ちゃんと言葉にして
聞きたい。」
ぐっと深く指先が掻き乱す。
「いや〜ん。」
「言って、そしたらあげるから。」
「葵から誘って…。」
「直人‥の大きい…が欲しい…の」
か細い声で言った。
ぐんと、屹立してはちきれそうな自身。
「葵‥のエッチ…。」
一気に挿入した。
身体がグラインドする。

「ダメ〜。ここじゃ〜。ベットで〜」
仕方なく、熱をもったまま、
抱き上げて、バスローブを着せた。

寝室へ。
バスローブの紐を解き
火照った身体に、刺激を与える。
溢れてくる愛。
俺自身を深く侵入させ
もう、このまま、一つになりたい。
身も心も、
暖かな温度
押し寄せる快感。
溢れ出す中に包まれながら
全てを吐精した。


「直人‥。激しすぎ‥。
身体が重いよ。」
裸のままでだきあう。

髪を撫でながら、

「葵‥。俺の奥さんになれよ。
結婚しよう。」

「なお‥と、」胸の中で泣いた。
「返事は?」「奥しゃんになりゅ‥ヒック、」
「坂口葵さん」「はい‥。え〜ん」

「泣き虫で、甘えん坊で、時々、小悪魔な葵‥。愛してる誰よりも。」
「坂口直人さん。意地悪で腹黒王子で
でも、私の愛する人。」
「愛してます。直人‥。」
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