つよがり[スランプ中]
「砂月さん、同居ってどう言う事ですか」
俺を睨みながら優が聞いてくる
・・・・ふーん、コイツまさか
「優、お前クロに惚れてんだろ」
「はい。一目惚れです」
「・・・・隠さねぇんだな」
「隠してどうするんですか」
優のその言葉に俺と那月は目を細めて
那月が言った
「優、お前は裏の頭だ」
「はい」
「普通の暴走族とは違うの知ってんだろ」
「っ、知ってます」
優の言葉に俺は眉を寄せる
「チッ」
「っ、、葵っ君」
俺の舌打ちに翠は身を潜めて葵の背中に隠れた
何だコイツ等、デキてんのか?
「おい、白」
「はい」
俺の真剣な声にここにいる全員が息を飲んだ
「コイツらデキてんのか?」
静かに俺は言った