ハッピー☆ラッキー
それは、今までなかった練習中にまで及ぶようになった。
サーブやスパイクをわたし目がけてぶつけてくることなんて可愛いもの。
ひどいものは、プレーのどさくさにわざとぶつかってくることもあり、生傷が絶えなかった。
だけど、そんな卑劣な行為に屈したくなかった。
1年生の誰も、あの時監督を呼びに走ったはるかでさえも今はただの傍観者でしかなかった。
孤軍奮闘するも、多勢に無勢では敵うわけがない。
絶対負けない。
負けるものか!!!!
そう強く言い聞かせても、じわじわと真綿で首を絞めるように先輩達はわたしの心を追い詰めていく……
心も体も満身創痍のわたしをさらに追い詰めたのは……
お兄ちゃんだった。
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