死神シシのお仕事事情~愛と命と死~
「あーら、お坊ちゃま…あ…あ…」


いきなりお母さんは苦しみ出した。お母さんの眼球にはキセキくんがいた。


「…予定外だろ?死神…。」

キセキくんは、いきなりそう、つぶやいた。


「お姉ちゃん、助かるのと、みんなと逝くのどっちが幸せ?」


その横顔は、人じゃない…


…こ…怖いよ…。


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