ミャウミャウにキスを。
バスルームから出ると、
私をドライヤーで乾かしてくれる。
ブウンとする音と、
気持ちの良い風。
「お前、フワフワになったぞ。いい匂いだ。」
クンクンと正史が匂いを嗅ぐ。
いゃあだぁ。
こんな事、二人っきりで、まだした事なかった。
何だか、
恥ずかしいけど、
嬉しい。
でも、猫なんだ私。
正史がキッチンに立つ。
カップラーメンを作ってる。
私だったら、
美味しいご飯を作れるのに。
「さぁ、晩飯、晩飯。」
正史がソファに座った。
私も隣に飛び乗る。
ズルズル、ズッーとカップラーメンを食べる。
食べっぷりが良いな。
このまま、私、正史の隣に居てもイイかな。
正史は、携帯を掛け始めた。
「もしもし、吉川のおばさん。正史です。凛は、どうしましたか?…そうですか、やっぱり警察に。俺の所にも連絡も何も。はい、じゃあ、こちらからも連絡します。」
お母さん。
私ね、正史の隣にいるの。
その夜、私は正史のベッドで、一緒に眠った。
一晩眠らなかった私達は、寝息を立てて、眠った。
私をドライヤーで乾かしてくれる。
ブウンとする音と、
気持ちの良い風。
「お前、フワフワになったぞ。いい匂いだ。」
クンクンと正史が匂いを嗅ぐ。
いゃあだぁ。
こんな事、二人っきりで、まだした事なかった。
何だか、
恥ずかしいけど、
嬉しい。
でも、猫なんだ私。
正史がキッチンに立つ。
カップラーメンを作ってる。
私だったら、
美味しいご飯を作れるのに。
「さぁ、晩飯、晩飯。」
正史がソファに座った。
私も隣に飛び乗る。
ズルズル、ズッーとカップラーメンを食べる。
食べっぷりが良いな。
このまま、私、正史の隣に居てもイイかな。
正史は、携帯を掛け始めた。
「もしもし、吉川のおばさん。正史です。凛は、どうしましたか?…そうですか、やっぱり警察に。俺の所にも連絡も何も。はい、じゃあ、こちらからも連絡します。」
お母さん。
私ね、正史の隣にいるの。
その夜、私は正史のベッドで、一緒に眠った。
一晩眠らなかった私達は、寝息を立てて、眠った。