【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~

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それから、数時間後の下校時間






「やっと帰れるー」





知らずに声に出ていたらしい。





近くのクラスメイト(女子)が、





「今日は、ウチラと帰らない? 


さなちゃんと喋ってみたいと、思ってたんだ☆いいでしょ!?」



と、誘って来る。




でも、分かっちゃった。



また、翼龍のみんなのことを聞きたいんだって。






みんな、悪気はないんだと思う






でも、翼龍のことばっか聞かれるのは、つらい





まるで、自分じゃなくてもいいみたい。






美紀




いつも こんなおもい、してたのかな?















ううん。


でも!







勝手に告ったのは許せない。











ああ、もうごちゃごちゃする。





一人になりたい。






そう思った。







「ゴメン。今日は、用事があるの。


また、誘って。」




そういうと、あたしは


う、うん。




と、残念そうにいうクラスメイトをしり目に帰路を急いだ



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