【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~

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いつものように、顔を洗ってご飯を食べる。





「いってきまーす」





母親にそういって、バス停までの道のりを走った。





バス停には、いつも同じ人が並ぶ。


でもー






「おっす。」


涼が、両手をポッケに突っ込んだまま、


こちらに、身体を向ける。


「おはよう」

あたしも、挨拶する。

そして、いつも通りにベンチへ



・・・あれ?


ちらっと、隣に立っている男を確認してみる。


涼だ。



涼!



なんで、ここにいんの。


バイク通学じゃないの?




しかも、ひとりで。

なんのようなの!?



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