【完】翼龍 ヨクリュウ ~あたしとクールで腹黒な総長と~

18


放課後。



あたしは、昨日と同じように

路地に入った。




幸い、近くにコンビニがあったので

飲み物と、チョコを買ってくる。





路地で待つ間。

頭の中に新米刑事とベテラン刑事がポンッと現れる



新「路地で飲み物と、

 甘いものもっての張り込みっていいですね。

 ワクワクしてきます。」



ベ「落ち着け。

 そんな、ソワソワ楽しんでます感 だしてっと
 
 星にナメられるぜ。

 それと、牛乳とあんパンが基本だ。

 なんだよ?アメーもんってぇーのわよ。」



新「さすがです。先輩。」



ベ「しってんぜい。そんなこと。

 ったりめーじゃねえか!」


新「当たり前・・・

 そうっすよね。」


ベ「い、いや。

 他の奴らにゃーできねぇかもな。」


新「わかってますよ

 ヨ、日本一!」



ホワホワ妄想してると、



いつの間にかいた紅髪が

路地の曲がり角から

輪ゴムで、こちらを狙ってくる。




こっちが、気づいたのが分かると


「ちぇ」

と、近づいてくる。



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