ナガレボシ

ほら、思い出した。

自転車で夜遅く、家まで送ってくれた時。


バカだよ、子供じゃないんだからさ。

一人で帰れるって。


でも一緒にいたくて、

甘えてたら日常になっちゃって。


いつかの夜、流れ星が流れたの

覚えてるよね?

あっ、って2人でお願い事して。
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