星に願いを
出逢い
これからもずっと
無難な毎日が続くと思ってた。

だけど、変化はある日突然起こる。















私は教室へと急ぐ。

誰もいない教室へと。

私は、誰もいない、朝の教室が好き。
だから、毎日
早起きをして学校に行く。

誰もいない教室は
からっぽで、少し哀しいけど

朝の白い教室が好きだから、
私は今日も、誰もいない教室に一番乗り。





そう、思ってたのに。








教室の扉をあけた瞬間、私は硬直した。


だって、先客がいる。
こちらに背を向けた、人影が、いる。

私より先に教室に来るなんて
変わった人

今まではいなかったのに。








「…誰?」








私が声をかけると

その人影はゆっくりと振り向いた。
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