姫と不良と幼馴染みと
序章
…誰が嘘だと言って欲しい。

「…おい。姫乃」

低い声で私の名前を呼びながら押し倒す彼は昔の面影など一欠片もなくて…

「今から俺に犯されるのにずいぶん余裕だな。」

金色の柔らかい髪の毛を揺らしながら私の身体を手慣れたように触ってくる。

「今日からお前は俺の奴隷だ。」

そう言い放って優しいキスをした…
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