pureLove 永遠の愛
着いたのは沢村君の家…。


私の手を掴んだままだ。


「あっ…お邪魔します!!」


「誰も居ねぇから…。」


沢村君の部屋に入って
掴まれていた手を離した
瞬間…突然引き寄せられ
抱きしめられた。


「沢村君…?」


大好きな人の腕の中…。


「………。」


「沢村君…私…私ね…。」


言いたい事はいっぱいあるのに
想いを伝えたいのに涙で言葉に
出来ない。


「俺…お前じゃなきゃ
ダメなんだよ…。」


頭上から聞こえる沢村君の声。


「ずっと前から俺…お前しか
見えねんだよ。
毎日.毎日頭ん中お前の事
でいっぱいで…。
お前の事が好きでしょうが
ねぇんだよ…。」


「信じてあげれなくてごめん…。
私も…大好きだよ…。」


沢村君の胸に顔を埋める
いつもの沢村君の香り。


やっぱり1番安心する
私の居場所。
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