pureLove 永遠の愛
恋の予感
あの日以来.沢村君は返事を
してくれる回数が多くなった。(笑)


最後にはいつも「ガキ」って
言われるけど…。


その度に沢村君があの時に言った
「ゆっくり大人になれ…。」って
言われてる気がして嬉しかった。


誠の事があってから沢村君は
いつも私を家まで送ってくれる
ようになった。


「1人で帰れるから大丈夫だよ。」


「お前はガキだからな
迷子になっても困るし…。」

ま.迷子って…。


「こころちゃ〜ん!!
おかえりなさ〜い!!」


って言いながら公園から
出て来る男の子。


空君だ…。


空君はずっと前にこの
公園でお友達になった。


空君も今年から小学1年生。


「空君!!ただいま♪」


空君の目線に合わす様に
しゃがみ込むと私の首に
腕を巻き付けながら抱き
着いてくる。


ギュツと抱きしめ返す。


(チッ…離れろ…チビも
でかくなってるし…。)


「えっ?沢村君何か言った?」


「別に…。」


「空君公園で遊んでたの?」


「うん!!けんちゃんたちと
サッカーしてた!!」


次の瞬間…空君の視線が
沢村君に注がれた。
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