LAST VOiCE
ーーー___...
ガララ
「..............うん、誰もいない」
私はできるだけ病人に見えないように
怠い足を出来るだけ軽快に見せて歩いた
ふとある曲がり角の前で
立ち止まる。
ここを曲がったら........
ドンッ
「きゃっ...!」
「大丈夫?」
「あ、うん....//」
そこには美少年がいた.......
────なんて事が起きたらいいな。
ドンッ
「....きゃ....っ!」
「った...」
勢いで尻餅をつく。
あ、ヤバ。立てない....
目の前に差し出された大きな手。
これは頼れという事なのかな
でも誰かわかんないし.......
私が戸惑ってると不意に腕を引かれた。
瞬間、視界がさっきまでの高さに戻る。
目の前にいた人。25~35くらいかな?
イケメンさんだ。
「大丈夫?怪我してない?」
そう言って優しく笑い掛ける
大人な雰囲気を感じさせられる
「あっはい....大丈夫です。」
「そっか。じゃあ僕は行くね。」
そう言ってそそくさと歩いていく
待って.......
「あっあの!」
「ん?」
顔だけこっちに向ける。
笑ったまんま。
「ありがとうございましたっ!」
精一杯お礼を言う。
「うん」
私が会った彼は、
笑顔が綺麗で、
何処か懐かしさを感じさせました。
ガララ
「..............うん、誰もいない」
私はできるだけ病人に見えないように
怠い足を出来るだけ軽快に見せて歩いた
ふとある曲がり角の前で
立ち止まる。
ここを曲がったら........
ドンッ
「きゃっ...!」
「大丈夫?」
「あ、うん....//」
そこには美少年がいた.......
────なんて事が起きたらいいな。
ドンッ
「....きゃ....っ!」
「った...」
勢いで尻餅をつく。
あ、ヤバ。立てない....
目の前に差し出された大きな手。
これは頼れという事なのかな
でも誰かわかんないし.......
私が戸惑ってると不意に腕を引かれた。
瞬間、視界がさっきまでの高さに戻る。
目の前にいた人。25~35くらいかな?
イケメンさんだ。
「大丈夫?怪我してない?」
そう言って優しく笑い掛ける
大人な雰囲気を感じさせられる
「あっはい....大丈夫です。」
「そっか。じゃあ僕は行くね。」
そう言ってそそくさと歩いていく
待って.......
「あっあの!」
「ん?」
顔だけこっちに向ける。
笑ったまんま。
「ありがとうございましたっ!」
精一杯お礼を言う。
「うん」
私が会った彼は、
笑顔が綺麗で、
何処か懐かしさを感じさせました。