依頼屋


「一人に…しないで…」


その言葉に俺は目が覚めた


リゼリアはまだ目を閉じたままだが、

俺の服の裾をきつく握りしめていた。

頬には涙がつたった痕もある




「リゼリア…」


起こさないように慎重に彼女を引き寄せる




「…ごめん…」


俺だって離れたくない

もう少しだけ、この香りを味わっていたい



でも、きっと今日が最後の日になるだろう



リゼリア…








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