依頼屋
いつの間にか俺の隣には依頼屋の女がいた
「…大丈夫?」
初めて聞く女の声は透き通っていて美しく、
深めに被るフードの中から覗く青い眼に捉えられ、
俺はこんな状況だがドキリとしてしまった
「リュカは…行っちゃったか
これ、お守り」
そう言って渡されたのは砂漠の砂がいっぱいに入った袋
「守られてばかりじゃ生きていけない
命を狙われてるならなおさら戦わなくちゃ
無いものをねだらず今あるものを利用するの」